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お天道様、今日も苦しみを楽しみに変えながら十三ヶ条を達成します
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陸に海に 空に火の中 飛び込んで 己犠牲に 他の人救ふ
以前、すごい雪の日に、ある人に車に乗せていただいていました。轍(わだち)がすごく、ハンドル操作を誤られて、コル魔はコントロール不可能になり、川に突っ込んで行きました。雪で車が止まってくれたので幸い二人とも命に別状もなく、怪我もしませんでした。車を引き揚げなければならないので、消防署に電話しました。車を牽引してもらい、一緒に来た救急車でバイタル(体温、呼吸、脈拍、血圧等)をとってもらいました。大雪の中、素敵な笑顔で消防士たんたちは「大丈夫ですか?」と聞いてくれます。医師でもそうなんですが、名医は必ず最高の笑顔で、「どうされましたか?」とおっしゃってくれるし、看護師さんも手術の時には、優しい笑顔で手を握ってくれます。麻酔が効くまで私の親友にも消防署長までやった男(キャリアではない)がいますが、彼も普段から一緒にいるとなんか知らないけど暗視できるんです。麻酔が効くまで。こういう非常事態に何より大切なのは「安心」ですね。
私はクライアントさんに、まず、安心を持ってもらえているのだろうか?
「め組の大吾」という漫画があります。とても良い漫画です。大吾も駿も雪(第五の同期)も、子供の頃つらい事故に遭いその時の思いから消防士になりました。そして、最終目標は消防組織精鋭部隊の「特別救助隊員資格_を目指しています。
彼らは災害現場に向かう時、上官から「絶対に死ぬな。生きて帰れ」と言われます。でも、救助隊員と言うのは、災害現場でどんな危険な目に遭おうとも絶対に救助者を見捨てることはありません。自分の命を捨ててでも。
昨日、大阪の心斎橋で火事があり、二人の消防士が亡くなりました。ご冥福をお祈りいたします。
自衛官も亡くなりましたが情報が少ないのでまた今度にする失礼をお許しください。
消防士には「メント・モリ」というラテン語の言葉があるそうです。意味は「いつか死すことを想え」です。いつか仕事で死ねということではなく、死生観です。こんな素晴らしい思いをしているから誰にでも優しくなれるのですね。
これも習うそうです。伊賀・甲賀四十九流忍術秘伝書の和歌です。
忍びには 習ひの道は 多々あれど 先づ第一は 敵に近づけ
「あれこれ考えず、まずは災害現場に行け」です。警察・消防官・自衛官・海上保安官等々、彼らが普段こう言う精神で死生観を持って生活しているのに、俺たちはなんだ。命を閉じるまで挑戦し続けます。
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