暦注(皇紀弐千六百八十五年 令和七年(2025年)八月十二日 火曜日 赤口)5

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成十七年(2005年)九月二十日に開始したブログの累計記事が、現在10,364通目です。

お天道様、今日も苦しみを楽しみに変えながら十二ヶ条を達成します
    
   そうだ、昨日から書き始めた大安とか赤口とかを少し説明しておきますね。暦注は「こよみちゅう」と読みます。我が国の暦やカレンダーに書かれているその日ごとの吉凶や特定の行動に関する運勢、自然や季節を示す注記のことです。次の種類があります。⭐️が暦注です。

⭐️六曜(ろくよう):読み方はいろいろあります。
◆大安(たいあん):一日を通して何事も既知とされる最も縁起の良い日です。
◆友引(ともびき):「友を引く」と言う意味から勝負事では引き分ける日です。慶事には良いのですが弔辞(ちょうじ:葬式など)は「友を冥土に引きずり込む」とされ、避けるのが一般的です。正午だけは凶とされます。
◆先勝(せんしょう):「先んずれば勝つ」の意味で、午前中は吉、午後は凶です。急ぎの用事や勝負事などは午前中に行うと良いです。
◆先負(せんぷ):「先んずれば負ける」の意味です。午前中は凶、午後は吉。何も過ごさず過ごすのが良い日とされています。
◆赤口(しゃっこう):「赤」が火や血を連想させることからん、凶日とされます。ただし、正午(1100-1300)のみ吉です。今日です。
◆仏滅(ぶつめつ):「仏も滅するような大凶日」です。もっとも縁起が悪い日とされています。逆に「物滅」として、これまでの悪運をリセットする日と捉える人もいます。

  こんなの迷信だと言う人もいますが、いいじゃあないですか。いろいろなことを考えるのが日本人です。そのファジーさが大きな長所です。

⭐️干支(えと):十干十二支(じゅっかんじゅうにし) 古代支那で生まれた暦法や時間や方位などを表すために組み合わせです。我國では干支として親しまれています。
◆十干は、自然界の五行(木、火、土、金、水)を陰と陽に分けたものです。
◆干支(えと):十干十二支の組み合わせで60日(または年)周期で変化して特定の日や年を表すために使われます。甲子園が建設されたのは1924年60年周期の一番目にあたる「甲子(きのえね)」だったために新しいスタートを意味する縁起の良い年として「甲子園」として命名されました。知ってるかね、阪神ファンよ笑。怒られそうですね。

⭐️十二直(じゅうにちょく):北斗七星の動きなどをもとにして日々の吉凶を判断する暦注です。北斗の拳のケンシロウですね笑。

⭐️二十八宿(にじゅうはっしゅく)・二十七宿:古代支那やインド天文学をもとにした吉凶判断法です。

⭐️九星(きゅうせい):生年や日で運勢や方位を占う九種類の星の分類です。諸葛亮孔明はこれがうまかった。

⭐️選日(せんじつ):干支の組み合わせによる特別な吉日・凶日です。「一粒万倍日(一粒籾(もみ)が何倍ににも成長して実り立派な稲穂になる日)」です。この日に始めたことはやがて大きな成果を上げると考えられています。えっ?それっていつだって?実は今日8月12日がそうなんです。あとは、8月は、8月17日と8月24日です。一粒万倍日が寅の日や大安と重なるともっとすごい日になるそうです。8月17日はそうですよ。

⭐️二十四節気・七十二候:これはブログにいつも書いていますね。

⭐️雑節(ざっせつ):我が国独自の節目です。「土用」や「八十八夜」がそうです。暦注はほとんどが農業に関連する日です。

⭐️暦注下段:昔の暦の最下段に吉凶を表示していた注記です。

ねっ、日本人のどこかに関係してくるでしょう?

  生活の どこかでかかはる 暦注 昔の知恵が 今ここにあり

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このページは、宝徳 健が2025年8月12日 13:01に書いたブログ記事です。

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