理念・経営目的・コンセプトの威力❸織田信長(皇紀弐千六百八十五年 令和七年(2025年)九月十八日 木曜日)5

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一人だけ 鴻鵠ぞのみの 志し 鴻鵠のみが それを苦しむ


 今のNHK大河ドラマ「べらぼう」でしたっけ。私は見ていないのですが、かみさんが大ファンで、よく観ています。その中でかみさんは、「田沼意次が教科書に載っているのと全く違う」と言いました。このブログでも繰り返し書いているのですが、江戸時代に田沼意次ほど優秀な政治家はいませんでした。それを教科書は賄賂政治家と書きます。

 あれは、松平定信が自分の地位欲しさのためだけに田沼を失脚に陥れた際に流した噂にすぎません。田沼意次がもう少し政権を握っていたら、我が国は、明治維新が起きてないかもしれません。

 NHKとTBSは、普段は良い番組を作るのですが、国民を騙す時に、突然ブラックメディアに戻ります。おそらく上層部に支那共産党の息がかかった人間が権力を持ってい存在しているのでしょう。こんなことは前からわかていたのですが、今回、田沼意次がそんなふうに描かれていたのを知って、普段現場で懸命によい番組を作製している人間が上層部に逆らえるようになってきたのかもと思うのは私だけでしょうか。

 織田信長も同じです。判で押したように、極悪非道の信長をTVは描きますが。彼自身は本当はとても優しい人間でした。そして・・・
    桶狭間(永楽三年:1560年))と美濃攻略(永楽十年:1560年)が終わった後、信長は楽市楽座兵農分離を行っています。そして

天下布武

という言葉を天下に知らしめました。つまり、「俺は天下を取る」と全国に宣言したのです。

 当時の戦国武将で天下を統一するなど誰一人思っていませんでした。「あいつ、何を言っているのだろう。ついに信長は狂ったか」とみんなが思ったでしょう。三人を除いて。三人とは「豊臣秀吉」「徳川家康」「後の伊達政宗」です。そうか「天下って統一できるんだ」と三人は反応したのです。

  楽市楽座で経済力を豊かにし、兵農分離で全くこれまでとは違った軍政をしきました。相変わらず信長の軍が弱いのは変わりませんが、「やり方が全く違う」ので他の戦国武将は手も足も出なくなりました。

 北陸方面軍は小物の佐々成政です。彼が、新潟の上杉と戦っています。堂々と。

 信長のところには恐らく、海外の情報が入っていたのでしょう。特にスペインの。信長は分裂していたら日本は危ないと感じました。なので、昨日の表現で言うと

経営理念が「海外の敵を凌駕する国家にする」です。

経営目的が「天下布武」

コンセプトがこれまでのやり方ではダメなので「楽市楽座」「兵農分離」という手段を用いて「戦い方を全く変える」

です。あの弱い軍団がやり方を変えることで蘇ったのです。そんなことを知らない明智光秀という優秀だが官僚のような男がが誰かにそそのかされ本能寺で信長を殺してしまいます。きっと信長は叫びたかったでしょう。

「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや」
(えんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらんや)

と。ツバメやスズメのような小さな鳥には天下を見渡すことができる鷲ようの大きな志はできない。

 これが「起点力(気経力)・共感力・期待力をもった経営理念・経営目的・コンセプト」の力です。

 経営資源は一緒でも経営のあり方が全く変わります。

 次回は千年企業の凄まじい生き方です。

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このページは、宝徳 健が2025年9月18日 01:10に書いたブログ記事です。

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