超訳 昔、男ありけり:東下り①(皇紀弐千六百八十五年 令和七年(2025年)九月十五日 月曜日)5

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業平が 出かけるたびに 何かある そのたび歌を 素敵な歌を


(原文)

① 昔、男ありけり。その男、身をえうなきものに思ひなして、京にはあらじ、東の方に住むべき国求めにとて行きけり。

② もとより友とする人、ひとりふたりして行きけり。

③ 道知れる人もなくて、惑ひ行きけり。

④ 三河の国八橋といふ所に至りぬ。

⑤ そこを八橋といひけるは、水行く河の蜘蛛手なれば、橋を八つ渡せるによりてなむ、八橋といひける。

⑥ その沢のほとりの木の陰に下りゐて、乾飯食ひけり

⑦ その沢にかきつばたいとおもしろく咲きたり。

⑧ それを見て、ある人のいはく、「かきつばたといふ五文字を句の上に据ゑて、旅の心を詠め。」と言ひければ、詠める。

(現代語訳)

①昔、男がいた。その男は、〔自分の〕身を役に立たないものと思い込んで、京にはいるまい、東の〔国の〕方に住むのによい国を見つけようと思って行った。

②以前から友とする人、一人二人と一緒に行った。

③道を知っている人もいなくて、迷いながら行った。

三河の国の八橋というところに着いた。

⑤そこを八橋といったのは、水が流れる川が蜘蛛の足のように八方にわかれているので、橋を八つ渡していることによって、八橋といった。

⑥その沢のほとりの木の陰に降りて座って、乾飯を食べた。

⑦その沢にかきつばたがたいそう美しく咲いていた。

⑧それを見て、ある人が言うことには、「かきつばたという五文字を〔和歌の〕各句の上に置いて、旅の心を詠みなさい。」と言ったので、〔男が〕詠んだ〔歌〕。


 今日は私の超訳不要ですね。さあて、業平はどんな歌を詠んだんでしょう。

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このページは、宝徳 健が2025年9月15日 02:26に書いたブログ記事です。

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