超説短編かぐや姫:地球編❿(皇紀弐千六百八十五年 令和七年(2025年)九月二日 火曜日)6

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修行にて 地に降りたてり かぐや姫 修行を積んで ますます輝く

(原文では)
くらもちの皇子(みこ)には、「東(ひんがし)の海に蓬莱(ほうらい)といふ山あるなり。それに、銀(しろかね)を根とし、金(こがね)を茎(くき)とし、白き玉を実(み)として立てる木あり。それ一枝折(を)りて賜(たま)はらむ」といふ。

のところです。くらもちの皇子って? いろいろ説があってわかりません。政界の重要人物です。古代中国の伝説に登場する異界「蓬莱」に生えるとされる伝説の宝物ですが、実際には存在しないもので、皇子はこれを取りに行くという嘘の冒険物語をでっち上げて技天に差し出します。巧妙な計略によって完璧な偽物を作り上げ、女性の心を掴もうとした、要領が良く知恵の働く人物です。そう、かれは出かけると見せかけてすぐに都へ戻り、秘密の場所に職人を集めて玉の枝を作らせる計画を立てます。秘密の家を建て、三重の竈を作り、厳重な警戒態勢の中で、皇子自身もその家の中で職人たちと共に過ごし、自分の財産すべてを投げ打って玉の枝を完成させます。完成した玉の枝を密かに船で持ち帰り、「苦しんで帰ってきた」と装って姫の家へ届けます。姫は皇子が持ってきた玉の枝を驚嘆し、「(この皇子には負けてしまったかもしれない)」と悩みました。
伎「何この人、なかなかやるじゃない。こんなもの持ってこれるわけないのに。だいたいこの地上にはないわ。完璧な偽装工作だということはわかるけど、その証拠がないわ。でも、勝ちはできないけど、負けるわけにはいかないわ。そうだ、天帝を利用しちゃおうっと」

伎「確かに受け取りました。でも、私は、天からの密命を受けてこの地上にまいりました。その密命がそろそろ終わろうとしています。『天からは帰って報告せよ』との命令がきています。いま、しばらくお待ちいただけますか?」

伎「ふー、人間ってなかなかやるわね。手強いわ。これって、私が天帝になっても、こういう風な庶民がいたときにどう対応すればいいかの修行ね。というか、こういうことを起こさせないようにするためには、私がどう生きて、どう「しらす」を実現するかを考える機会なのね。なるほど、天帝がおっしゃっていたことがわかるわ。こういうことが起きないぐらい超絶とした存在ね。普段からの自分の身が慎むこと、そして、一切の権力を捨てても、庶民に認められる存在になること。普段は、自分のことなんか庶民は忘れているけど、いざという時に必要とさえること。そして、力ではなく愛と慈悲を持って万物にせっすることができること。いつでも命を投げ出せる自分であること。。。こんなしんどい生き方できるの? 何を楽しんで生きればいいの? あっ、そうか、庶民ではないわ。臣民だわ。臣民の幸せを喜べる存在。それが求められているのね。これはしんどい。でも、この地上で、いろいろなことを知りながらそれをやれるようにならないと」

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このページは、宝徳 健が2025年9月 2日 03:00に書いたブログ記事です。

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