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平成二十三年(2011)年 正月二日の記事を宝徳が編集改編しています。
このシリーズは右のカテゴリー「日本の正しい歴史」に格納されています。 東京裁判が成り立たなくなるためGHQ総司令官 ダグラス・マッカーサーが闇に葬った「東條英機宣誓供述書」を解説し、大東亜戦争が侵略戦争などではなかったという、至極当たり前のことを証明しています。
今回から、「昭和十六年九月六日御前会議」です。
宣誓供述書の五十八と五十九をそのまま抜粋します。この項は結構長くなっています。
書けば書くほど面白いというか理解促進につながります。日本の歴史学者はどうしてこれを一級資料として位置づけないのだろうか。自らが縛られている東京裁判史観を払拭できるのに。やはり一度学んだことを捨て去るというのは、人間なかなかできないのでしょうね。日本の歴史学者もかわいそうのなものです。
日本が戦争を仕掛けるように、仕掛けるように米英は日本を追い込んでいきます。いよいよ開戦を決意しなければならないほど、つまり、でなければ、日本の国が自存できないほど、日本は追い込まれました。それでも、ぎりぎりまで、戦争を回避しようとします。この、悲しい現実を今の日本人は知っているのでしょうか?
惜しむらくは、外交手法です。支那の古代の春秋時代も戦争は何度も起きていました。でも、その時でも、例えば、孫子の兵法は、出来るだけ戦わず、相手をだましてでも、戦争にはなるべく持ち込むなと解きます。
孫子の兵法がすぐれているのは、1対多を想定していることです。当時は、ある国に戦争を仕掛けると、別の国がその間に本国に攻めてくるという状況でした。だから、謀略・諜報などを使っても、戦争をしないことが自国を守る方法でした。日本では「ずるい」となりますが、その考え方も先の大戦で敗れた原因になります。 日本人の悲しい特質です。未だにスパイ防止法がこの国にはありません。まあ、「世界で唯一自国を悪と定めた憲法 日本国憲法」ですから。「平和を愛する諸国民の公正と信義に基づいて」いるので、立派な外国を疑ってはいけないということでしょう。だから、スパイ防止法は必要ないということでしょう。おかげで日本はスパイ天国となって、世界平和を乱す要因になっているなど、今の日本人は考えもしません。
話を戻します。日清日露戦争は、一対一の戦争でした。大東亜戦争は一対多です。だから、孫子の兵法に書かれているような手法が必要だったのでしょう。一対一とはいえ、日清日露戦争の日本の指導者は、極力一対多にならない外交を展開しました。むしろ、日本側が多となるように。やはり、支那の古典をよく読んでいたのですね。明治の指導者が大東亜戦争を戦ったら、勝利を収めていたかもしれません。
前置きが長くなりました。アメリカが日本の資産を凍結します。
五十八
 米英蘭の1941年(昭和十六年)七月二十六日の対日資産凍結をめぐり日本は、国防上死活の重大事態に当面しました。この新情勢にかんがみ、わが国の今後の採るべき方途を定める必要に迫られました。ここにおいて1941年(昭和十六年)九月六日の御前会議において「帝国国策遂行要領」と題する方策が決定されたのであります。この案はこれより一両日前の連絡会議で内容が定められ、更に御前会議で決定されたのでありまして、統帥部の要求に端を発し、その提案にかかります。私は陸軍大臣としてこれに関与しました。
五十九
 この帝国国策遂行要領の要旨は急迫せる情勢にかんがみ、従来決定された南方政策を次のような要領により遂行するというのであります。すなわち
一、十月上旬までを目途として日米交渉の最後の妥結に努める。これがためわが国の最小限の要求事項ならびにわが国の約諾し得る限度を定め極力外交によってその貫徹を図ること。
二、他面十月下旬を目途として自存自衛をまっとうするため対米英戦を辞せざる決意を以て戦争準備を完成する。
三、外交交渉により予定期日に至るも要求貫徹の目途なき場合はただちに対米英蘭開戦を決意する。
四、その他の施策は従前の決定による
というのであります。
 
 
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