昔、男ありけり:誰が通い路(皇紀弐千六百八十五年 令和七年(2025年)十一月十八日 火曜日)3

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平成十七年(2005年)九月二十日に開始したブログの累計記事が現在10,781通目です。

    お天道様、今日もまた苦しみながら十三ヶ条を達成します

第十一条/第十三条)予測の原則:関わる人たちの反応を予測し対策を準備します。

日中に精神が弛緩したらもう一度「般若心経」「教育勅語」「大祓詞」を読みます

仕事時間が少し空いた時のために10分間でできる仕事をいくつか設定しておく

眠くなったらストレッチ体操を5分やる

108歳の誕生日まであと14,897日:絶対にこの日まで健康で命を閉じない! 


海軍五省(4/5):努力に憾みなかりしか

(目標を達成するために惜しみなく努力をしたか)

英語版(4/5):The Five Reflections:Hast thou not been wanting in effort?

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ひとつ前の弊社ドメイン(事業領域)のリスクマネジメントです。

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物事を 毎日つづけて やることが こんなに苦しい 自分が弱し 


<服務の宣誓(自衛隊)>

 私は、我が国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、日本国憲法および法令を遵守し、一致団結、厳正な規律を保持し、常に徳操を養い、人格を尊重し、心身を鍛え、技能を磨き、政治的活動に関与せず、強い責任感をもって専心職務の遂行に当たり、事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に努め、もって国民の負託にこたえることを誓います。

<この先一週間のブログ予定>お好きな記事をお読みくださいね。⭕️今日書いた記事

18日(火):「暦注⭕️」「修行じじい⭕️「伊勢物語⭕️」

19日(木):「暦注」「修行じじいIT-BCPDX

20日(水):「暦注」「修行じじい」「伊勢物語」
21日(金):「暦注」「修行じじい「大東亜戦争」
22日(土):「暦注」「修行じじいIT-BCPDX
23日(日):「暦注」「修行じじい「伊勢物語」
24日(月):「暦注」「修行じじい「ドメイン」

 千年前に世界最古の歌物語「伊勢物語」は、第四十二段「誰が通ひ路」です。まずは原文です。

むかし、男、色好みとしるしる、女をあひいへりけり。されどにくくはた、あらざりけり。しばしばいきけれど、なほいとうしろめたく、さりとて、いかではた、えあるまじかりけり。なほはた、えあらざりける仲なりければ、二日三日ばかりさはることありて、えいかでかくなむ、

いでて来し あとだにいまだ 変らじを たが通ひ路と いまはなるらむ

ものうたがはしさによめるなりけり。

(宝徳超訳)
 色好み」は風流心があるという意味でもありますが、ここでは「多情だ」「浮気性だ」という意味が強く出ています。男はそんな女を好きになってしまったのです。

そうはいっても憎くない。だが女の心移りが心配だ。何度か行き通うが、やはり信用できない。そうはいっても行き通ってしまう。

いかにもグズグズと、執着している男の煮え切れない態度が伝わってきます。そして、妄想の中に浮気相手を想像して、嫉妬するのです。

ついさっき、俺があいつの家を出てきた、その足跡さえまだ変わっていないのに、もう男が通っているのか...。だいぶ思いつめています。今にも包丁持って女のもとに押しかけそうな感じです。

現代語訳)

 昔、男が、色好みと知りつつ女と情を交わしていた。そうはいっても一方では悪く思ってもいなかった。時々女のもとに通っていたが、やはり女の心変わり心配で、そうはいってもどうやってまた、通わずにおれよう。なんといってもやはり、通わずにおれない仲なので、二日三日ほど差し障りあることがあって通うことができなかった時、男はこう詠んだ。

貴女のもとから帰ってきた、私のその足跡もいまだ変わっていないでしょうに、いったい今はどこの男が通ってきているのですか。

なんとなく女が疑わしいので詠んだ歌である。

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このページは、宝徳 健が2025年11月18日 01:59に書いたブログ記事です。

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