IT-BCT&DX(皇紀弐千六百八十五年 令和七年(2025年)十一月九日 日曜日)3

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平成十七年(2005年)九月二十日に開始したブログの累計記事が現在10,754通目です。

    お天道様、今日もまた苦しみながら十三ヶ条を達成します

第三条/第十三条)仕事習慣の定着:みなさんの仕事に良い習慣が宿るように私自身がまず皆さんとの約束を守ります。

日中に精神が弛緩したらもう一度「般若心経」「教育勅語」「大祓詞」を読みます

仕事時間が少し空いた時のために10分間でできる仕事をいくつか設定しておく

眠くなったらストレッチ体操を5分やる

108歳の誕生日まであと14,906日:絶対にこの日まで健康で命を閉じない! 


海軍五省(5/5):不精に亘るなかりしか

怠けたり面倒くさがったりしたことはなかったか

英語版(4/5):The Five Reflections:Hast thou not indulged in laziness?

経営コンサルタントは成長の触媒であり習慣の鏡である

 https://batonz.jp/partner_adviser/keieisenryakushitsu/

こちらもよかったらご覧ください。

ひとつ前の弊社ドメイン(事業領域)のリスクマネジメントです。

キャッシュフローマネジメントはリスクマネジメントの一つです。


<服務の宣誓(自衛隊)>
 私は、我が国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、日本国憲法および法令を遵守し、一致団結、厳正な規律を保持し、常に徳操を養い、人格を尊重し、心身を鍛え、技能を磨き、政治的活動に関与せず、強い責任感をもって専心職務の遂行に当たり、事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に努め、もって国民の負託にこたえることを誓います。

<この先一週間のブログ予定>お好きな記事をお読みくださいね。⭕️今日書いた記事

9日(日):「暦注⭕️」「修行じじい⭕️」「IT-BCPDX⭕️

10日(月):「暦注」「ドメイン」「修行じじい

11日(火):「暦注」「伊勢物語」「修行じじい

12日(水):「暦注」「修行じじい」「伊勢物語」

13日(木):「暦注」「修行じじいIT-BCPDX

14日(金):「暦注」「修行じじい「大東亜戦争」

15日(土):「暦注」「修行じじい」「IT-BCPDX


新たなこと 学ぶそのたび ストレスを 感じるけれど できれば楽しく

1.DX「デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)」

 デジタル技術とデータを活用して、業務プロセスやビジネスモデルを根本的に変革し、競争優位性を確立することです。単なるIT化とは異なり、組織文化や働き方を含めた全体的なビジネスモデルの変革を目指す取り組みです。 


DX化の目的

競争優位性の確立: 変化するビジネス環境に対応し、他社との差別化を図る。

新たな価値の創出: 顧客や社会のニーズを基に、製品、サービス、ビジネスモデルの変革。

組織全体の変革: 業務プロセスだけでなく、組織、企業文化、働き方そのものを変革。


 しつこいけれど、ここでもう一度確認です。DXは、新しい技術や文化や仕事の仕方等を企業に提供します。企業経営の使命は「ゴーイング・コンサーン(継続企業)」です。つまり続かないとダメだということです。その際に最も考えておかなければならないのは、「不易流行」です。永年企業(旧 千年企業)で一番上手なのはこの「変えてはいけない:不易」ことと「DXのような新しい流れ:流行」の流れを一つにしながら二つを融合するということです。この流れを作らないと会社組織が二つに割れてしまい、「運営」がうまくいきません。では、どうするか? それはここ企業によって異なるので、組織分析をした上で適正なものを探究し実施するしかありません。それはコンサルの領域で、このブログではかけなことを了解してください。
 
 次回は、DXの目的に沿った目標と手段をお示しします
2.IT-BCP
2.IT-BCP:RA❶
  RA即ちrisk assessment:リスクアセスメントです。前々回に私はこれを軽く流しました。お詫び申し上げます。

 通常のBCPはBIA(ビジネスインパクト分析:BIA)→RAの順で作成していくのですが、IT-BCPはRA→BCP→RTO(目標復旧時間)→有事・平時の対応策(手法)を考えていく方が組織を動かしやすくなります。

 繰り返します。

BCPもIT-BCPも組織創りのプログラムです。

 今、私が作り上げたIT-BCPプログラムをリニューアルしています。その中で、RAをここに書いていきます。昨日はここまででした。まず、アサヒGHDのエグゼクティブサマリーを掲載します。

1.アサヒグループHDサイバー攻撃レポート❶(エグゼクティブサマリー)

 とても一日では書ききれないですので二回に分けます。エグゼクティブサマリー(要約文)で報告します。他の項目は新しい情報と共に、毎日報告します。

令和七年(2025年)十月三日1900(ひときゅうまるまる)現在の情報(情報入手先:genspark(生成AI)、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)、警視庁サイバーセキュリティ対策本部)


(1)現時点での留意点

❶当該分野では検索が最も優れている生成AI:gensparkから情報を収集した。他の生成AIでは回答がおざなりになる恐れあり。genspark情報も他の情報と照らし合わせて信用できる部分だけ掲載している。

❷メディア情報は信用しないように。彼らは裏どりをせずに報道するので。

❸IPA・警視庁の情報が最も信頼性が高いが現時点では情報公開に慎重


(2)現時点での結論

❶ランサムウエアであること。身代金要求は現時点でなし(警視庁情報)

※ランサムウエア:身代金要求のマルウエア(悪いやつ)

❷被害が治るまで約2ヶ月を要する見込み(警視庁情報)

❸-1ソフト面:アサヒグリープホールディングのサイバーセキュリティ対策(公開されていない)

※宝徳私見:IT-BCP(IT関連のBCP(事業継続計画))の観点からするとBCPに最も大切なRTO(目標復旧時間)が設定されていないようなので、IT-BCPは作成されてないか、作成していても演習(IT-BCM:事業継続マネジメント)がなされていなかった可能性大。

❸-2ハード面:能動的サイバー防御等の対策:未確認

❹サプライチェーンからのサイバー攻撃の侵入:未確認

❺被害状況:次に記述


2.アサヒグループHDサイバー攻撃レポート❷(被害状況)
①受注・出荷システム:国内グループ各社の受注:出荷業務が完全停止
②生産システム:国内約30工場生産停止(製造設備自体に影響なし)
③コミュニケーションシステム:社外からのメールが完全停止。電話での対応に限定
④コールセンター:お客様相談室等のコールセンター業務が停止
⑤新商品リリース:12商品(アサヒ飲料6商品、アサヒグループ食品6商品)の発売延期
⑥取引先等の被害状況
1)物流への影響:サッポロビール・キリンビールなど他社製品の配送にも遅延発生
2)アサヒとの共同配送を行っている業者への波及
3)小売業界への影響
・コンビニエンスストアでの納品遅延
・酒店での在庫確保困難「今週は入荷不可」
・スーパーマーケットでの商品欠陥:未確認
4)飲食業界への影響
・樽生ビール配送停止
・一部店舗で他社ビールへの乗り換え検討


3.アサヒグループHDサイバー攻撃レポート❸(アサヒGHDサイバーセキュリティ)
(これはあくまでのアサヒグループHDの報告がベース:なので信憑性は疑わしい
①グループ全体で遵守すべきサイバーセキュリティの基準文書を制定・運用徹底
②課題と死角
1)DX推進により複数部署で同時にシステム障害が発生するリスクが顕在化
2)統合されたシステム環境が単一点障害のリスクを拡大

③作成していたIT-BCPとRTOの実用性
・結果的に大規模演習なのどのITーBCMは行われていなかった(運用が存在しなかった)
・ランサムウエアを想定していなかった
・手作業による受注への切り替えが発生から4日後に一部の再開(RTOの不在)
・RTO(目標復旧時間)不在。BCPになっていない。BIO(ビジネスインパクト分析)やRA(リスクアセスメント)がなされていなかった。
・BCPは組織創造だということを経営者が理解していなかった。
・BCPの目的が不在だった。「有事即応のための平時の業務変革」

 その他は非公開。

4.宝徳所管
❶これが「経営資源が不十分かつ全て揃えようと却って非効率になる」中小企業で起きたら対策を講じていないと致命的になる。後悔先に立たず
❷自分達は中小企業だからサイバー攻撃なんかは起きないと考える正常性バイアス(自分達は大丈夫と考える心理的偏向)はとても危険。現にブラックハッカーはサイバー攻撃が脆弱な中小企業から入り大企業に侵入するケースが多発している)。
❸BIAやRAなど十分な分析をもとにしたIT-BCPとBCPは必要。その目的と共に(「有事即応のための平時の業務変革」)。
❹定期的に演習(BCM:事業継続マネジメント)を行う(机上演習・中規模演習・大規模演習:関係者も入れて。関係者:ITシステム提供者・警視庁・サプライチェーン利害関係者等)
❺各種BCPの絶対的価値観はRTOだということを経営者が強く認識する。できたらいいな目標ではなく。絶対な目標であることを)。これが防災との違い。

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このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2025年11月 9日 16:34に書いたブログ記事です。

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