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お天道様、今日も苦しみを楽しみに変えながら十三ヶ条を達成します
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108歳の誕生まであと14,954日:絶対にこの日まで健康で命を閉じない!
 
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業平の やんちゃと純情 あはせもつ 人柄を見て 千年馳せる
むかし、男ありけり。東の五条わたりに、いと忍びていきけり。みそかなる所なれば、かどよりもえ入らで、わらはべの踏みあけたるついひぢの崩れより通ひけり。人しげくもあらねど、たび重なりければ、あるじ聞きつけて、その通ひ路に、夜ごとに人をすゑて守らせければ、いけどもえあはでかへりける。さてよめる。
人しれぬ わが通ひ路の 関守は よひよひごとに うちも寝ななむ
とよめりければ、いといたう心やみけり。あるじ許してけり。二条の后に忍びて参りけるを、世の聞えありければ、兄(せうと)たちの守らせたまひけるとぞ。
僧正遍昭(そうじょうへんじょう)の
天つ風 雲の通ひ路 吹き閉ぢよ をとめの姿 しばしとどめむ
 昔、男がいた。東の京の五条あたりに、たいそう忍んで通っていた。人目を避けるような場所なので、門から入ることもできず、童の踏み開けた築地の崩れから通っていた。この舘は人の出入りが多くは無いが、男がたびたび通ってきたので、舘の主人が聞きつけて、その通い路に夜ごとに番人を置いて警護させたので、男は行っても会えないで帰った。さて歌を詠んだ。
人知れずこっそり通っている私の通い路を守っている関守は、夜ごと夜ごとに、ちょっとでも寝てくれればいいのだが。
と詠んだので、女はそれはもう、心痛めた。なので主人は男が女のもとに通うのを許してやった。二条の后(藤原高子)のもとに男が通っていたのを、人目をはばかって、高子の兄たちが番人を置いて守らせたのだそうだ。
 
 
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