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業平の 泣いた盗んだ 物語 昔の人は ヤンチャ楽しむ
今日は第十二段の「盗人」です。まずは原文から
むかし、男ありけり。人のむすめを盗みて、武蔵野へ率てゆくほどに、ぬすびとなりければ、国の守にからめられにけり。女をば草むらのなかに置きて、逃げにけり。道来る人、「この野はぬすびとあなり」とて、火つけむとす。女わびて、
武蔵野は 今日はな焼きそ 若草の つまもこもれり われもこもれり
とよみけるを聞きて、女をばとりて、ともに率ていにけり。
今日の伊勢物語の話しは、身分違いの恋をした男が、都にいては女と添い遂げることができないので女をさらって地方へ逃げていく、という話です。みんなよく攫いますね🤭。
 実は、六段の「芥川」では、結局、男は逮捕されるのですが、その逮捕されるまでの経緯を語った話です。
 男は女を草むらの中に置いて逃げていく。これは女の見捨てたのではなくて、いったん隠していて後で合流しようということだったのでしょう。
そこへ追手が追いかけてきて、「この野には盗人がひそんでいるから火をつけよう」という。それを聞いて仰天した女が、武蔵野を今日は焼かないでください。私の夫も隠れていますし私も隠れていますから、という歌を詠むのです。すると、追手に場所が知られてしまい、女はからめとられて、男とともに連れて行かれた...という話です。
私の叔父が敗戦間もない頃、じいちゃんにお金をもらて闇米を買いに行ったそうです。帰りの電車に闇米を持って乗っていたら、警察が来たので、あわてて窓か捨てたそうです。あとで拾おうと思って。でも、見つからなかったからトボトボ家に帰ったら、(食料がない頃ですから)家族のみんなが、叔父を心配するより、がっかりしたそうです🤣。母がよく笑って話してくれました。って、このことは伊勢物語みたいに艶も情緒もないですね🤣。
昔、男がいた。人の娘を奪って、武蔵野へ伴っていったところ、盗人であるので国守に逮捕されてしまった。その逮捕される様子は、男が女を草むらの中に置いて、逃げていった。後を追ってきた追手が「この野には盗人がひそんでいる」と、火をつけようとする。女は悲しんで、
武蔵野を今日は焼かないでください。私の夫も隠れていますし私も隠れていますから。
と詠んだのを聞いて、追手は女を取り戻して男とともに連れていったのだった。
 
 
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