修行じじいのつれづれなるままに(皇紀二千六百八十五 令和七年(2025年)十月朔日 水曜日)4

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お天道様、今日も苦しみを楽しみに変えながら十三ヶ条を達成します

日中に精神が弛緩したらもう一度「般若心経」「教育勅語」「大祓詞」を読みます

仕事時間が少し空いた時のために10分間でできる仕事をいくつか設定しておく

108歳の誕生まであと14,945日:絶対にこの日まで健康で命を閉じない!

 

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1.七福神とドラえもん型日本と世界平和❷:月山
 我が国は、イザナギノミコトが亡くなったイザナミノミコトがいる読みの国あら帰られて禊をしに川に入られます。禊の時に川で左目を洗った時に天照大神が、右目を洗った時に月読命が、鼻を洗ったときに須佐之男命が生まれます。この三柱の神を三貴子(みはしらのうずのみこ)と言います。イザナギノミコトは天照大神に昼を、月読命に夜を、須佐之男命に海を収めすように言います。古事記にはその後、月読命は出てきません。これを似非識者は、古代は夜の暗さを嫌ったからだと説明しています。
 
 とんでもない。きちんと祀られていています。
 月山ホームページより

 月山は海抜1,984、世界でも珍しい半円形のアスピーデ型火山で、頂上の「おむろ」に月山神社があり、月読命を祀ります。約千年前につくられた延喜式神名帳にのる名神大社で古い時代から朝廷を始め庶民の信仰が篤く、山形市には南北朝時代の貞治7年の銘のある月山結集碑があり、一村百余人の登拝講中のあった事を伝えています。もと東北唯一の官幣大社で、国の殊遇を受けていました。


  月山八合目の中之宮の御田原神社で、ここには須佐之男命の妻である奇稲田姫神(クシイナダヒメノカミ)を祀っています。稲田の守護神として五穀豊穣・縁結びの神として信仰されています。


 素晴らしい山です。何を言いたいか?我が国は、誰も殺さないし、誰も蔑ろにしない国なんです。月読命(つくよみのみこと)は、きちんとここで私たちを守って下さっているのです。我が国には、創造神と破壊神とそして、こうやって黙って見守る神がいるんです。


 海外の国には、破壊神しかいません。これが我が国にしか世界平和を唱えることができない最大の理由です。もっとも、敗戦の被害妄想をなくして普通の国になったらの話ですが。明日は、福岡にある彦山について、お話しします。

2.古事記原文現代語訳解説❸
  (昨日のつづきの)次に、国土がまだ若くて固まらず、水に浮いている脂のような状態で、クラゲのように漂っていた時。葦の芽が泥沼の中から萌え出るように、萌え上がる力がやがて神と成った。それが宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこじのかみ)あり、次に、天之常立神(アメノトコタチ)である。この二柱の神も、単独の神として出現し、姿形を現わされなかった。

  神話には祖先が後世のために書き遺しが遺言です。必ず意味があります。でないと古事記を読んでいてこの部分は飛ばしてしまいます。葦が萌え出るように出てきています。なので、我が国のことを

豊葦原瑞穂国(とよあしはらのみずほのくに)

と言います。この二柱はこのことのためだけに地上に降りてきたのです。ここでも徒党を組むなと教えています。徒党より孤高だ。利権団体は作るなと。つづく

3.ミケーネ文明❶
  ミケーネ文明に行く前に大好きな長い前置きをします🤭。この記事を書くことの目的は、日本にも世界にもいろいろな歴史の積み重ねがあって今があることをみなさんと供給化したいからです。人間にも企業にも歴史にも終わりがあります(事象としては)。でも、それでは、その人が、企業が、歴史が「残った」というだけdす。では、その人、その企業、その歴史が生きた意味がありません。「残す」のではなく、「遺す」のが私たち今を生きている人間のミッション(使命)の一つです。大きな役割です。そして、先人たちはその中に私たちが今、生きている意味を必ず「遺して」くれています。そんなことをこのブログで紹介できたらいいなあ。

 さて、ミケーネ文明を語る前に、何回かに分けてギリシャ神話を書きますね。必ず後で関係してきますので。

カッサンドラという娘(1)

 プリアモスという王様がいました。プラモスに王子パリスが生まれました。王子が生まれる前に、預言者が現れて、「この子はやがて父親の国を破滅させるであろう」と予言しました。王は恐れて、王子を奴隷に与え、山の中に捨てるように命じました。奴隷は、命令通りに、子供を山奥に捨てましたが、メス熊が乳を与えて養いました。5日後に行ってみると、王子は木のほらですやすやと可愛い顔をして眠っています。とてもあどけない美しさで。


 奴隷はあまりの可愛さに連れて帰り、パリスと名づけて育てました。月日が流れ、パリスはとても立派な若者に育ちました。容貌もすばらしく知識・体 力もばつぐんです。あるとき、パリスが働いていると、目の前に三人の女神が現れました。

 ヘラ(全知全能の神ゼウスの妻)アテネ(知恵の神)アフロディテ(愛の神:ローマ神話のビーナス)す。三人の女神は、三人の中で一番誰が美しいか、それをパリスに決めてもらおうとしたのです。

 パリスが戸惑っていると、女神たちはそれぞれ、おいしい誘惑の条件をつけてきます。


ヘラ「私を選んでくれたら、地上で一番素晴らしい国の支配者にしてあげるわ」
アテネ「私を選んでくれたら、地上で一番の知恵者にしてあげるわ」
アフロディテ「私を選んでくれたら、地上で一番美しい女をあなたの妻にしてあげるわ」

 さあ、パリスは迷います。よく考えると、アフロディテは愛の女神と美の女神を兼務していたので、アフロディテを選ばないとつじつまが合わないし、 アフロディテのとろけるような美しさに魂を奪われ「あなたが一番です」と言ってしまいました。

ちなみに、アフロディテとビーナスは神話の発展上同一人物と考えられることもあります。アフロディテ、ビーナスから生まれた肉欲的な言葉はたくさ んあります。「アフロディジア:性的興奮」「アフロディジアック:催淫剤」「ビーナス:女性のあそこ」「ビーナス帯:貞操帯」「ビーナス病:性病」

 さて、他の二人は面白くありません。この屈辱を忘れてなるものか、いつの日かパリスの故国、トロイアを滅亡させてやる、と口ぎたなく、ののしって 帰っていきました。つづく

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このページは、宝徳 健が2025年10月 1日 00:45に書いたブログ記事です。

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