超訳 昔、男ありけり:下紐(皇紀弐千六百八十五年 令和七年(2025年)十一月五日 水曜日)2

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平成十七年(2005年)九月二十日に開始したブログの累計記事が現在10,741通目です。

    お天道様、今日もまた苦しみながら十三ヶ条を達成します

第十二条)評価の原則:みなさんが一つの仕事を成就した時に我が事のように慶び

そして嬉しさをみなさんに伝えます。

日中に精神が弛緩したらもう一度「般若心経」「教育勅語」「大祓詞」を読みます

仕事時間が少し空いた時のために10分間でできる仕事をいくつか設定しておく

眠くなったらストレッチ体操を5分やる

108歳の誕生日まであと14,910日:絶対にこの日まで健康で命を閉じない! 

海軍五省(5/5):不精に亘るなかりしか

怠けたり面倒くさがったりしたことはなかったか

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経営コンサルタントは成長の触媒であり習慣の鏡である

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こちらもよかったらご覧ください。

ひとつ前の弊社ドメイン(事業領域)のリスクマネジメントです。

キャッシュフローマネジメントはリスクマネジメントの一つです。


千年の 前と今とが ひとやうなる 時かけながら 同じ夢にて


<この先一週間のブログ予定>お好きな記事をお読みくださいね。

5日(水):「暦注⭕️」「伊勢物語⭕️」「修行じじい」

6日(木):「暦注」「修行じじいIT-BCPDX

7日(金):「暦注」「修行じじい「大東亜戦争」

8日(土):「暦注」「修行じじい」「IT-BCPDX

9日(日):「暦注」「修行じじい」「IT-BCPDX

10日(月):「暦注」「ドメイン」「修行じじい

11日(火):「暦注」「伊勢物語」「修行じじい

⭕️今日書いた記事

 なぜ、古典をブログに書くか。永遠企業(旧 千年企業)は必ず何かの日本の歴史や文化と結びついています。その原理を知りたいのです。
 そうお思ってブログに書いていたのですが、考えてみたら、千年前の物語が読めるなんて世界で我國だけですよね。そんな幸せを味合わないわけにいかないからです。さて、伊勢物語は第三十七段 下紐です。まずは、原文から。

むかし、男、色好みなりける女にあへりけり。うしろめたくや思ひけむ、

われならで 下紐解くな あさがほの 夕影またぬ 花にはありとも

返し、

ふたりして 結びし紐を ひとりして あひ見るまでは 解かじとぞ思ふ

(宝徳超訳)

万葉集にこういう歌があります

二人して 結びし紐を 一人して 我(あれ)は解き見じ 直(ただ)に逢ふまでは

なのでこの団のやりとりは、下紐とは下着の紐のことで、下紐を解くとは、男女が通じる、体を許すことです。浮気するなよと男は念を押しているわけです。それに対し女は浮気なんてしませんわ、あなたが帰ってくるまで、貞操を守り抜くわと答えているのです。

きっと業平は万葉集を読んでいましたね。

前にも書きましたが、この時代の男性は、仕事もすごくしています。というか、激務です。今の言葉でブラック?だからと言って女性をほったらかしにしないんですよね。「俺は仕事しているんだ!」なんて野暮は言わないんです。そして和歌を詠める。現代人の負けですよね😝



(現代語訳)

昔、男が色好みの女と関係を持った。男は心配になったのだろう。

私以外と下着の紐を解いて交わりを持ってはいけないよ。たとえ貴女が、夕陽の光を待たずに枯れてしまう朝顔のように、移ろいやすい女であっても。

返し、

二人で結んだ紐を、ふたたび貴方と会うまで解かずにいます。けして一人で解くなんてことはしません。

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このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2025年11月 5日 01:58に書いたブログ記事です。

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