また、私たちが子供の頃、とてもおもしろい「ちびくろさんぼ」という絵本がありました。昭和二十八年(1953)に発売され、子供たちに大人気でした。おそらくほとんどの日本国中の子供が持っていたと思います。それが昭和六十三年(1988)の今日、発売元の岩波書店が絶版にしました。「黒人差別だ」ということで。大人は本当に自分たちのイデオロギーだけでいらんことをよくします。この話のどこに、人種差別のところがあるというのでしょう。それに共産主義左翼リベラルの岩波書店が奇妙な正義感で動きました。岩波書店は、かつては、良い本も出していたのですが、今はダメです。上手に読者を騙します。それにすぐに世の中の少数の意見を多数の意見のようにいう「少数派の原則化」という共産主義者がよくやる社会破壊活動をします。マイノリティがマジョリティになろうとすると古今東西かならず、世の中は混乱します。少数派を認めるなということではありせん。みんなそれぞれの分をわきまえ節度ある社会活動をするのが太古の昔からの我が国のあり方だと申し上げています。
閑話休題、でも心ある人たちが、この「ちびくろさんぼ」を復活させたのです。全部で3部。1,000円です。瑞雲社という会社です。瑞雲社の勇気ある行動に経費を表します。瑞雲社は「本書は、わが国では1953年に岩波書店から発売され、1988年に絶版になるまで、日本中のこどもたちに親しまれていた絵本です。その後も復刊を望む声は多くありましたが、なかなか実現はされませんでした。小社でも検討に検討を重ねた結果、その内容や文章表現に何らの差別は無いと判断し、復刊することにしました。「とらとバターの話のみ収録されています」。
<今月のミッション>
師走(12月)の月干支について、暦月(こよみづき)の「己丑(つちのとうし)」と節月(せつげつ)の「丁亥(ひのとい)」がそれぞれどのような月になるか。
暦月(12月1日~12月31日): 己丑(つちのとうし)の月
暦月は、一般的なカレンダーの月の区切りです。大地が冬の寒さに耐えながらも、内側で次の成長のためのエネルギーを蓄えているような時期です。
節月(12月6日頃~1月5日頃): 丁亥(ひのとい)の月
節月は、二十四節気の「大雪(たいせつ)」から「小寒(しょうかん)」の前日までを指します。丁亥は寒さの中でも消えない情熱や希望が感じられる月です。
師走の忙しさの中でも、冷静さや誠実さ、そして将来を見据えた行動が求められることを示唆しています。
<今日のミッション>
今日の日干支「乙卯(きのと う)」は、柔軟性と忍耐力を持ち、穏やかに着実に物事を進める日で、草花が芽吹き、しなやかに成長していくようなイメージ。社交的で周囲と調和しつつ、芯の強さで目標に向かって粘り強く努力できるため、新しい計画のスタートや、地道な作業の継続、人間関係を円滑にするのに良い日となります。 十干の 「乙(きのと)」はツタやツル、草花を表し、柔軟性や繊細さ、協調性。十二支「卯(う)」はウサギで、温厚さ、跳躍力、穏やかさを意味します。この組み合わせは、優しく社交的で、人との和を大切にする性質です。一方で今日は、凶事が多い日です。なので、このひ「乙卯(きのと う)」の素敵な日を手に納めるために、この凶事に対峙することをミッションとします。まずは、「❶神吉日:神仏に拝む(お天道様でもいいです)」「❷対 受死日:病気をしない」「❸対 地火日・滅門日:慎む」「❶対 八選:悪いことが起きても心をまっすぐにする」です。このミッション四天王をやりあしょう! そうすれば、十二直「平(たいら):物事が平らかになる」が、日干支「乙卯」の素敵な一日をプレゼントしてくれます。
<今日の暦注>
旧暦:十月二十三日
日干支:乙卯(きのと う)
十二直「平(たいら):物事が平らかになる日」
暦注下段
神吉日(かみよしにち):神仏を大切にする日
受死日(じゅしにち):最悪の大凶日。この日に病を患えば必ず死ぬとまで言われている。
地火日(ぢかにち):お天道様からの力が強すぎる凶日
滅門日(まつもんにち):慎まずに過ごすと凶日。
選日(せんじつ)
八専(はっせん):何事もうまくいかない凶日。

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